「肋骨が硬い」ということについて
2026/02/04
「肋骨が硬い」ということについて
肋骨は呼吸のたびに伸縮する弾力ある構造です
肩こりや腰痛があっても肋骨の動きは妨げられます
肋骨の状態は全身の状態に大きく影響します
肋骨が硬いとは。
骨だから当然硬いのですが、内臓の周りを取り囲む鳥かごのような構造の肋骨は実は押すと凹むし、息を吸うと大きく広がり吐くと縮んで元に戻る弾力のある組織です。試しに肋骨の左右を手で押さえた状態で大きく呼吸をしてみると動きが分かると思います。
この時の動きを肋骨の開閉と呼んでいるのですが、この開閉の際に抵抗は本来気にならない程度のものです。ところが背中のコリが蓄積していると「大きく息を吸いにくい」「なんだか呼吸が浅い気がする」「呼吸自体が疲れる」といったような感覚になってきます。これは、肋骨を動かす筋肉、外肋間筋、内肋間筋、肺の収縮とも大きく関わる横隔膜の動きがスムーズでないということを示しています。実はこれらの筋肉は、肩こり、背中のこり、腰のハリ等で硬くなってしまう肋骨周りの筋肉と連携して動いており、これらの症状があると呼吸も浅くなったり息がしづらくなったりするのです。
よく当店、くるみ整体療術院で肩こりや首こりで整体の施術を受けた方が終わって起き上がってすぐに「息がしやすいです!」と仰ることがあります。これはそのためです。また、腰痛から背中全体が硬くて疲労感がひどい方も同様に「深く呼吸できるようになった気がします!」と仰ったりします。知らず知らずに呼吸がし辛くなることはよくあるのです。
そして、逆に肋骨の動きが硬いせいで背中や肩首、腰の筋肉の動きが阻害されることもあります。肋骨は呼吸のたびに動くことで筋肉の弾力を保つ側面があるのです。そして当然ですが、呼吸が浅くて酸素の供給が減ると疲労の回復が遅くなったりリラックスしにくくなったりと良くない影響もあります。身体の各部位の状態は互いに絡み合っているのです。
肩こりや腰痛、首の痛みで整体を受けられる方、割と高い確率で施術後に息がしやすくなることがあります。こちらも楽しみに整体のご予約をしてみてください。お待ちしております。