内臓疾患からの腰痛を疑うの巻
2020/07/12
内臓疾患からの腰痛を疑うの巻
しつこい腰痛はまれにガンや婦人科疾患、腎臓や消化器系の病気の可能性があります
先日久しぶりに腰が痛かったんです私。
職業が整体師なのにカッコ悪い…。
大抵は自分で体操したりポイントを押したりして良くなるんですが、今回は甘く見て不養生したこともありいつもより強い腰痛が一週間ほど続きました。いつもと痛い場所も異なり少々心配に…。板橋で一番上手いだのゴッドハンドだのチヤホヤされることはあっても実際にはくたびれた中年なので健康への不安は人一倍あります。仕事柄、誰かが病気になったという情報はよく聞こえてきますから「もしかして…」の病気候補が多めに思い浮かびます。
ちょっと心配だったんで山崎先生にお願いして腰と関連箇所を施術してもらいました。それで痛みが取れなかったらお医者さんを受診しようと思って。結果として、押されてみて痛みがどこに響くかや、筋肉のハリが取れることで痛みが大幅に和らいだことから、どうやらこの腰痛に関しては内臓からではなさそうで、太もものハリが前側も後ろ側も非常に強いのでそのせいであろうということになりもうしばらく様子を見ることにしました。
かつて山崎先生の個人的なお友達がしつこい腰痛を気にしながらも接骨院などで揉んでもらうと少し良くなるので痛みを騙し騙し忙しく仕事を続けていたところ、残念ながら膵臓癌が進んでしまい治療ができない状態になってしまったというお話を伺ったことがあります。
また、百瀬のお友達でも激しい腰痛で整形外科に行ったが異常が認められず痛み止めを飲んでもまだ痛いということで呼ばれて足裏を揉んでみたらその晩尿路結石で激痛となり病院へ。石が出てたら嘘のように元気になった人もいます。
帯状疱疹による背中や腰の痛みの場合は、少しは楽になるものの整体で押されて響くところとは別のところに痛みがあるのが整体を受けたことで分かり内科へ行った、皮膚科へ行ったという方もおられます。
子宮筋腫が大きくなってそれにつれて鈍い腰痛がひどくなって手術で摘出してからは爽快という人も。その他、膀胱炎と腰痛がセットで来る人もいますし、女性は生理中やそれに関連して腰回りが痛くなる方が少なくありません。
肩も心臓疾患から痛みが来る場合がありますし、頭痛も脳の病気から痛みが表れることがあるので腰だけではありませんが、腰や背中は特に注意が必要な箇所ではあります。
今回の私の腰痛は、自転車を新調した際に車輪のサイズを一つ上げたのでサドルの高さの調整がなかなか上手くいかず太ももと股関節に負担をかけてしまったのが原因のようです。新しい自転車で緊張して余計な力も入っていたのかもしれません。何はともあれ今はほっとしています。
職場の椅子と机の位置関係同様、自転車のサドルの高さというのは腰背中の状態に影響を与えやすいものです。テレワークでご自宅の仕事環境のせいで背中に負担が来たという方、新しく自転車通勤を始めて膝を痛めた方も既にくるみ整体へいらっしゃっています。
皆さまどうか感染予防にも注意しつつ、イスと内臓にも気をつけてお過ごしください。
腰回りなど、不調がありましたらご相談ください。安心してご利用いただけるよう感染予防に努めてお待ちしております。