くすぐったい整体、くすぐったくない整体
2020/12/13
くすぐったい整体、くすぐったくない整体
手で施術するのではなく、手は道具として使います
手で押そう、手で揉もうとするとくすぐったくなります
手を添えて体重の移動で圧をかけています
「コリも気になるし、疲れも取りたいから整体行きたいけど、くすぐったいから人に揉まれるのが苦手」
・・・そういう方も少なくないと思います。
でも、くすぐったがりの方でもお店で揉まれるときは案外大丈夫なことが多いのです。(残念ながら100%ではありません)
理由は、一つは整体院に来るような時は痛いか、動かないか、疲労が激しいか、非常に状態が悪い時なのでくすぐったさを感じないこと。もう一つは、手の使い方が違うからです。
ご自分やご家族、お友達などのお身体を揉もうと思うと手を使って手で揉みます。整体を生業とする我々も手を使って手で揉んで・・・いるようにして、手で揉んでいません実は。
人に肩を揉まれるとくすぐったいという方も、肩を棒やビン等、何か道具を使って押されてもそんなにくすぐったくないと思います。私たちは自分の手を棒やビンのように動かさず接点のための道具として使っています。
指先より指の腹、指の全体、側面を、手のひらを、手のひらの小指側の付け根にある骨部分を道具のように使ってクライアントさんを押したり揉んだりしています。親指と残り4本の指で挟むように揉む際も指先で押すのではなく腕や足や肩先を挟むための道具として手を使用します。一日に続けて何人も施術してもそれほど指に負担を感じないのは指で押していないからなのです。
逆に言うと、くすぐったい整体は手先を使って施術している可能性が高いです。手先を使うと施術が安定しないので押された側の身体の組織に負担をかけてしまい揉み返しなどのトラブルが(比較すると、ですが)出やすいので要注意です。
文章で書こうとするとなかなかに伝わりにくくてすみません。このホームページに動画があげられないもどかしさが(YouTubeにリンクは貼れるのですが)。
「くすぐったいから人に揉まれるのは苦手」という方、疲れが溜まってしまった時など是非リフレッシュに当店で揉まれる体験をしてみて下さいね。