足首が硬いと疲れやすい

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足首が硬いと疲れやすい

2022/03/03

足首が硬いと疲れやすい

腰痛や肩コリの方に足首が硬い方が多いです

歩くと疲れやすい方、足首や股関節の可動が狭い可能性があります

太腿やふくらはぎ、足の裏等をほぐすことで下半身の関節が柔らかくなります

くるみ整体療術院では、主に腰痛や肩こり等に対処する際にも大抵全身の状態を施術しながらチェックします。その際、足首の関節が硬い方が多いです。特に腰の痛みや股関節の不調があるとおっしゃる方に大変多いです。下半身の不調の自覚はなく肩こりや首のこりを感じていらした方でも足首が硬い方は多くおられます。

 

足首の関節が硬いという理由で整体院に来ようと思う方はほぼいらっしゃらないと思います。ご自分の足首が硬いのか柔らかいのかを意識したことのない方も少なくないのではないでしょうか。

 

先日、足首部分の皮が大変硬いブーツで自転車を30分漕いで出勤してきました。いつもはスニーカーで自転車通勤なのですがその日はたまたまブーツにしたのです。予想した通りではありますが、大変疲れました。徒歩なら十分な足首の可動が確保できるブーツなのですが自転車には硬過ぎました。足首が動かない分を膝と股関節でなんとか動かしてペダルを漕いだのです。

この場合は徒歩なら十分な動きがあるのと、ブーツを脱げば自転車も軽く漕げるので問題はありません。足首が非常に硬い方の場合は、このような現象が徒歩においても起きている場合があります。腰部分をほぐして一旦腰痛がらくになっても疲労と共にしつこく繰り返す腰痛の原因が足首の硬さということもあり得るのです。

 

足首は歩くたびに動く関節です。足首が硬い方は、可動域がほんの少し更に小さくなるだけで歩きにくさが増して疲れやすくなります。逆に、足首の可動域がわずかにでも大きくなると一歩一歩歩く際の負担がぐっと減少する場合もあります。足首に自覚症状がないのに足首まで施術されて時間がもったいないと思われていた方もおられるかもしれませんが短時間で済ませますので可動チェック兼ねた施術に少しだけお付き合いください。

 

足首の可動域の大きい小さいは、基本的に股関節の可動域のそれと比例します。股関節の状態と腰の不調の関連はピンと来やすいと思います。足首の可動をアップさせることは股関節の可動アップにつながるし、足首を緩めた後に股関節のストレッチをすると効率よく施術が進みます。逆に股関節の可動を何とかアップさせても足首が硬いままだとそれが元で股関節の方も硬い状態に戻りやすいということもあり得ます。もちろん、股関節の可動域アップのお陰で足首も曲がりやすくなったということも大いにあり得ますが、我々としては効率よい安定した体調アップを目指して股関節と合わせて足首も施術しております。

 

足首(と股関節)の可動がアップすると自然に歩き方が変わってきます。頑張らなくても歩幅が大きくなり背筋が伸ばしやすくなります。意識して大股で後ろに足をけり出すような歩き方を早足でしていくと筋力も付き代謝もアップして尚良しです。

大股で歩いた時には腸腰筋という背中から股関節にかけて走る筋肉が機能します。それと共に太ももの大きい筋肉が大きく伸縮します。大股に歩くと後ろに蹴り出す動作が入りますからそれがポイントになります。大きい筋肉を活発に動かすので代謝アップとなります。

 

大げさなようですが、いつもの歩き方を変えるのはそれなりに意識しないといけないのでこのくらいの良いことがあっていいと思います。関節の可動域をアップさせることでそのお手伝いができたら嬉しいです。しゃがんでみてカカトが地面に着かない方、ご相談ください。