ぎっくり腰の恐怖【2】
2015/06/02
ギックリ腰の話の続き。具体的な話に入りましょう。
まずは電話を頂いたらともかく歩けるかどうかを確認。来る途中で挫折するとしゃれにならないので無理しないで欲しいところです。待ってる間も辛いんで、そしてできれば階段上がるのをサポートしたいのでお待たせしない時間帯に来て頂きます。電話から来院までしばらく間がある場合は幹部を冷やして貰います。炎症が少しでも取れているとできる施術の度合いが増しますから少しは楽になりますので。
いらしたら、どこが一番痛いのか、どんなふうに痛いのか、キッカケはあるのか、いつから痛いのか、痛くなる前の状態はどうだったのか、他に持病はないか、等々、電話で詳しく聞けなかったことを確認します。
一番楽な姿勢からスタート。横向きのことが多いですね。大抵腰回りの骨格が大きく歪んでいたり、極端にハリの強い筋肉があったりするはずなので、その度合いの一番大きいところを見つけ痛がられながら(汗)一番大きい問題にアプローチします。そこが少し緩和するだけで随分症状が楽になるようです。
その後、うつ伏せか仰向けか、楽な方で寝てもらい、歪みのせいでベッドもらい、浮いてしまう部分にタオルを挟んで身体を支えます。これは一つの骨格矯正法です。このタオルの矯正をやりながら、大腿やふくらはぎ、足の裏等のハリの目立っている筋を緩めます。
脚のハリが取れて来て、同時進行で骨盤などの歪みが戻って来ると股関節や背骨が動くようになって来るので、次は動きのチェックです。そーっとそーっと。引っかかるところがあったらその引っかかりの元のしこりを柔らかくして、またそーっと動かしてみます。こちらが動かすだけでなく、ご本人に力を入れて動かして頂いたりも。その作業を、繰り返し少しずつやって行くと「痛いけど歩ける」位になって来ます。当面の目標はココです。
もちろん、これらは一例。状況い応じてできることからやって行きます。
この時点で結構時間も経っているし、体力も消耗しているので通常はここまで。お帰りの前に「キネシオテープ」というものを腰や足に貼ったり(これはサービス)、その上から湿布を貼ったりして腰を補強。次回の来院時期や、おうちや職場での諸注意もお話します。病み上がりのこの時期こそ無理せず大切にして欲しいからです。
まだ痛くて仕事に行けないけど、どうしても仕事が休めないという方にはいくつか奥の手をお教えします。が、決して魔法を使える訳ではないので限界があるのをご承知下さい。
さて、元のブログでは魔法のシールの話をネタで書いてましたがここでは割愛。長くなりましたからね。
ギックリ腰、できれば本当に痛くなる前にいらして下さいね。
<このブログはかつてアメブロに書いた「ギックリ腰、あるいは過酷なる急性腰痛【2】」に加筆修正して掲載しております>
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くるみ整体療術院
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