筋力不足による腰痛

腰痛シリーズ、今回は腹筋群が弱ったせいで腰に負担が集中して起こる腰痛について書きます。

 

このタイプは、鋭い痛みに度々襲われてます。朝起きていきなりピリッと来たり、立ちあがった瞬間にピリッと来たり、ヤバい日にはずっと痛くて動けなかったり。細身の若い女性に多いのですが、男性も少なくないです。やはり細身の方。運動不足、筋力が衰えて来ている方に多いです。体温も低めで心なしか背筋丸め、呼吸の浅い感じの、東洋医学でいう「虚証」と言われるタイプの方々ですね。

 

目立つのは赤ちゃんのいる若いお母さん。同じ方でも更年期を迎える頃には筋力が付くからでしょうか、ただ肉が着くんでしょうか（ご当人たちがこんな風に言っておどけて私を困らせるのです）、腰痛でも違うタイプに変換される方がほとんどです。

 

私の経験をお話ししますと、妊娠中はお腹が大きいので腹筋がなくても子宮に支えられて立っていられます。そして「お腹に力を入れない」がお約束なので腹筋は著しく衰えます。なので、中にいた赤ん坊が出たら最後、座椅子に座っているのも腰が辛い程腹筋がなくなっていました。極端な例だったと思いますし今思うとお恥ずかしい。とはいえ産後の腹筋運動でみるみる回復しました！あー良かった。

 

腰、痛い割には身体が柔らかいのもこのタイプです。元々可動域が狭くないのでストレッチがあまり効きません。ストレッチよりも腹筋、背筋、臀筋の筋トレが効果的。でも骨格が歪んだ状態での筋トレはさらなる腰痛を招くので要注意。そう、このタイプの方々は歪みやすいのです。骨格ががっちり押さえ付けられてないので、歪みの今日線も簡単なかわりに簡単に歪むのです。なので、筋トレと矯正の体操をセットにするのがコツです。（矯正の体操と言うのは、くるみ整体で腰の施術を受けた方は大体皆さん経験したことのある、膝立てて左右に倒す体操とそのバリエーションです。「あー、あれね」と思った方は今晩やってみて下さいね）

まずはくるみ整体に来て我々に矯正されて体操指導されて下さい。（冷え症も肩こりもひどい方が多いのだけれど）腰だけなら体質的にほぐれやすいので30分前後でOKだと思います。小さいお子さん連れでいらっしゃる時は必ず事前にお電話下さい。我々の誰かが子守り要員となります。可能でしたら当日でも対応します。おもちゃやおやつをご持参頂けると助かります。ご協力お願い致します。

 

＜このブログはかつてアメブロに書いた「筋力不足による腰痛」に加筆修正して掲載しております＞

 

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