くるみ整体療術院のブログ「ツボ(経穴)は効率化の決め手」

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ツボ(経穴)は効率化の決め手

2022/07/14

ツボは効率化の決め手

より役に立つ整体院でありたいと考えています

ツボ押しの効率、その他の手技の効率、気持ちよさ、全て大事です

ツボ押しの精度を大切にしています

くるみ整体療術院は効率の良い施術を心掛けています。整体院での施術の効率化にはツボ(経穴)が欠かせません。

 

整体」はイメージ的に「効率」には結び付きにくいかもしれませんね。

名称こそ違ったかもしれませんが徒手療法(人の手を使って体の不調を解消しようとする療法)は非常に古くからあったもので決して新しい技術ではありません。昔ながらのものなので技術革新や効率化の対極にあるイメージではないでしょうか。

が、以外にも「ツボ」というのが効率化のカギ、というかまさにツボなのです。

*ツボは東洋医学では経穴とも言い、数については諸説ありますが身体にある365箇所の治療点のことです。ここでは厳密な意味での経穴ではなく施術の効果的ポイントという意味でツボという言葉を使っています。
 

説明のために単純化した例え話をします(私自身の異論は後ろの段落に書きます)。

腰の張りが強くて痛くてつらい時、腰全体を揉みほぐして揉みほぐして柔らかくする方法があります。力もいるし、時間もかかるし、押される方も痛い。腰をほぐして楽にするという目的達成のためには「効率が良くない」方法です。一方、ツボを使った方法だと、問診や身体の状態から判断して、数か所のツボを押して刺激します。するとツボのある筋肉全体が緩んできます。ツボ押し自体には力が要りますが筋肉全体をほぐし続けるのに比べたら小さな力ですし、短時間で終わるので、確かに痛い場合が多いですが痛い時間も短いです。「効率が良い」方法です。

 

こう書くとツボ押しはいいことばかりようですが、ではツボ押し100%の手技が最高なのか?ツボ押しの割合が高いほど効率が良くて良い「整体」なのか?。。。正解のない問いだと思いますが私自身はそうは思いません。

 

実際のくるみ整体療術院での施術では、ツボ押しは平均で全体の4割程度だと思います。首や頭など、パーツが小さい箇所の方がツボ押しを利用する割合が上がります。

 

ツボ押しのためには他の手技が必要だし、他の手技のためにもツボ押しが役に立つ。他の手技あってこそツボ押しも生きてくる、そんな考えで施術を組み立てています。

 

全体を揉みほぐし軽く緩めることでツボの場所がはっきり掴めますし、ストレッチや可動の確認で関節を動かすことでその時その時の状態を把握できます。それによってどこに固いしこりがあってそれが引っ掛かりになっているのか、そこをツボとしてほぐすので良いのか、そう言ったことも分かります。全体を大まかにある程度揉み解すことでツボ押しの効率もさらにアップすることが多いのです。

 

また、身体を楽にする、固い筋肉をほぐす、可動域を広げるといったような施術の効率の点での貢献は劣るかもしれませんが、全体を揉み解すのも時には痛いですが、時には気持ち良いものです。整体院といえば「イタ気持ちいい」です。これを切り捨ててしまっては物足りないという方がほとんどでしょう。イタ気持ちよくて、リラックスして、脱力するのも違う方向から施術の効果を底上げしているはずです。

 

最後になりますが、「ツボ押し」の質というか精度は決して同じではありません。その場所を押せばいいというものではなく、角度や強さ、ペースや深さ、同時にどこを押すかということも含めてセンスが問われます。なのでむしろツボの押し方にこそ差が出ます。くるみ整体療術院は、ツボ押しの精度をストレッチや揉みほぐしなど、他の手技同様に大切に考えております。その辺りを念頭にお試しいただけたら嬉しいです🌸