くるみ整体療術院のブログ「健康な身体の構造とは」

お問い合わせはこちら

[営業時間] 月~木 10:00~21:00 / 金・土 10:00~18:30 [定休日] 日,祝

ブログ

健康な身体の構造とは

2021/11/28

健康な身体の構造とは

施術の際にどういう構造の身体を目指しているかの話です

内装工事のためご不便お掛けしましたが先月末から営業再開しております。その節はご不便お掛け致しましたが年内あと少し頑張って参ります!

 

さて、前回の話の続き「健康な身体の構造とは」何かについて整体院の立場から語らせてください。

 

整体院なので主に骨格や筋肉の機能や状態を整える仕事をしています。内臓やその他組織の生理的機能、精神の状態なども二次的に影響を受けることになりますからそちらもある程度念頭に置いています。

 

当然、身体の機能がスムーズになる骨格と筋肉等の状態を目指しているのですが、具体的にはどのような骨格と筋肉等が望ましいかというと雛形があります。

左の写真は当店のバイトさんの施術前です。若干ですが背中が丸くなり首が前に出ているのが分かると思います。そして上半身が下半身に対してまっすぐではなく少しだけですが前に倒れていて同時に膝が曲がっています。静止時にこの骨格ですと、歩行時の腰周りの筋肉の動きが制限されてしまい上半身の連動もほとんどないです。つまり、身体が凝りやすい、疲れやすい、筋肉が使われにくい、代謝がされにくい状態です。

 

よく「身体の歪み」というと左右差がわかりやすいですし、実際こちらの写真の状態でも左右差はあるのですが、左右差を解消した後の首からお尻までの脊柱のカーブと、上半身と下半身の位置関係により注目しています。

施術の後は完璧ではないものの比較すると背筋も首も自然に伸びて、上半身と下半身の角度もほぼまっすぐです。膝も伸びています。特に本人が意識しなくてもこういう状態になることを目指して施術をしています。

 

もちろん前屈みのパターンだけではなく、逆に反りすぎの場合もあります。その場合も緩める場所と関節の動きを回復させる箇所が異なるだけで目指す姿勢は同様です。

 

怪我や病気でこのような標準パターンが困難な方もおられます。可能であっても身体の構造を拙速に変えることがむしろ日常の健康面でマイナスになるため避けたほうが良い方もおられます。その場合は臨機応変に、骨格を変えられるからこそできる(骨格の可動域を変える)ポイントを避けた施術で痛みやハリを解消して参ります。

骨格の可動域を変化させる手段としては、主には筋肉等を緩めること。緊張して硬くなった筋肉や靭帯等が骨の動きを制限しますからそこを押したり揉んだり動かしたりして緩めます。硬くなった筋肉の反対側には大抵あまり活躍せずにゆるゆるになっている筋肉があるものです。硬かった筋肉が緩んで伸縮性を取り戻すとゆるゆる筋肉も適度な緊張感を取り戻してお仕事モードに切り替わります。体幹部などは特に今まで片側だけで担っていた作業を両方で分担するようになるので全体として楽になり身体が軽くなったように感じます。

 

これがいわゆる「バランスの取れた」身体の状態と考えています。このような状態を念頭に置きつつ、お客様の「痛い」「しびれる」「動かない」「だるい」「曲がっている」等のリクエストに応える施術をしております。

 

言葉にすると分かりにくい点も多かったと思います。お見えになった際にはお気軽にご質問ください。年内は25日(土)まで営業しております。年末のご予約はお早めにお願い申し上げます😌