肩甲骨ははがせばいいのか

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肩甲骨ははがせばいいのか

2023/11/01

肩甲骨ははがせばいいのか

肩甲骨を剝がすとはどういうことなのか

肩甲骨が固まって動かないと腕を真上まで上げられません

周りの筋肉をほぐしてから横向きで腕と一緒に肩甲骨を徐々に動かします

肩甲骨はがし…整体業界で久々のロングヒットです。

最初に言い始めたのがお医者様なので特に登録商標となることもなく誰でも自由に使える言葉とであったのもヒットの理由でしょう。肩こりに悩む多くの人が気にする肩甲骨周りの筋肉の硬さと動きの悪さを一挙解決しそうなインパクトのあるパワーワードは非常に魅力的です。

 

肩甲骨はがし、厳密には剥がしません。ずらすのです。腕を動かした時にスムーズにずれて動くようにするのが目的です。肩甲骨は平たいプレート状の骨です。肋骨の上に位置しますが肋骨とは関節では繋がっていません。関節で繋がっているのは肩関節の箇所で鎖骨と上腕骨です。意外かもしれませんが肩甲骨の外側の端は肩先、腕につながる辺りです。

 

「肩甲骨ははがせばいいのか」という問題ですが、逆効果にならないという意味で大抵の場合はその通りです。

肩甲骨に限らず、関節が動かなくなって不具合が起きている場合は動くようにさえなればその動く範囲内で各パーツがベストなホームポジションを見つけてバランスを取るので問題は多少なりとも軽減します。簡単に言うと、ちょっと動くようになるとその分だけ自然と良くなる、ということです。

 

例外は(せっかくなので肩甲骨を例に取ると)、肩甲骨が外側に移動した状態で固まっていて内側=標準的な位置へと戻れない不具合の場合に既に外側にずれているのに更に外側への可動だけを回復して内側を全然回復させなかったケースなどです。肩甲骨の内側は凝りやすいので、うつ伏せで背骨の両わきの筋肉を一所懸命押して、ついでに肩甲骨自体も外側に押し出してしまった場合などがこれに当たります。もしくは、横向きで寝た状態で肩甲骨を持って上に引っ張り上げるような動作だけをした場合です。こういう場合は、施術後良くならないだけで特に何事も起こらない場合も多いですが、中にはもみ返しがひどく出たり、肩関節の可動域が更に狭くなったり痛みが出たりということもあり得ます。そういう場合はは逆方向、内側への動きを回復させれば問題が解決します。

 

くるみ整体の肩甲骨を動かす手技は横向きに寝ていただいて外側から内側へ向かって動かすやり方ですし、テレビなどでよく見る肩甲骨はがしは肩甲骨を施術者が手で持って大きく回すように動かしてますからどちらも心配ないと考えます。動くようになった後は一定の方向にだけ引っ張られすぎないように周りの筋肉を緩めておくことが大事です。どういう偏りがあるかは腕の動きのアンバランスさでわかります。私たちが腕を揉みほぐしながら何度も腕を動かすのはストレッチのみならずこういった偏りをチェックしているのです。

 

「肩甲骨をはがしさえすれば全ての問題が解決されるわけではない」とは言うものの、実際大幅な改善が見られることが多いです。肩コリにお悩みの皆様もそこを期待しておられるのではないでしょうか。硬くなった筋肉を揉みほぐしてコリを解消することと、骨格の動きにくい部分をスムーズに動くようにして関節の可動域を回復させることは同時進行で行うと効率がアップします。腕や脚ど同様に肩甲骨は施術者が動かすことができる部分です。肩甲骨を外から動かして、それによって周りの筋肉の弾力を取り戻すという施術方法は大変効率的です。

 

当店の手技に関して言えば、肩甲骨を動かす準備の段階で周りの筋肉を緩めていますので「肩甲骨をはがす(=動かす​​​​​​だけ」ではないので周囲のコリが取り残される心配は必要ありません。おそらく多くの整体院、マッサージ店などでも同様の方法を取っていると推測いたします。キャッチーなタイトルを付けてしまいましたが基本的にはご安心いただき、期待していただいて大丈夫だと思います。

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肩甲骨の動きなんて普段は意識しないと思います。腕を横から上に上げてみると肩甲骨が動くのが分かります。(もちろん、服を脱いで肩甲骨が見えるようにして後ろから動画撮影してもらっても分かります。) 動かない人で腕が上がっていかない人は固まっている可能性が高いです。そういう方はぜひ「肩甲骨はがし」と呼ばれる肩甲骨の可動を回復する手技が役に立つと思います。ぜひ受けてみてください。

横から腕を上げようとすると、斜め45°を過ぎたあたりから肩甲骨も動き始める。反対側の手で肩甲骨の外側に触っていると動くのが分かります。

肩甲骨が動かないと途中でブロックされて腕が真上まで上がりません。

固まった肩甲骨を動かすためのストレッチや体操のやり方はネット上にたくさんあってすぐにアクセスできると思います。こちらも日常的に試してみると良いと思います。

 

ご自分で体操するのが困難だったり面倒になったりしたら我々にご相談ください。いつでもお待ちしております。