くるみ整体のブログ　自転車で足腰が痛くなったら【１】

自転車のせいで足腰に不調が出ている方おられませんか？

 

私にも経験があります。9年前、311の震災後から自転車通勤を始めた私も最初の半年はそうでした。それ以前は東上線の下赤塚駅から大山駅まで５駅ほど電車で通勤していましたが、度重なる遅延から毎日片道30分の自転車による通勤に切り替えたのです。

 

自転車での足腰の不調を軽減するにはまずは自転車の整備です。

整体師の私が言うことではないかもしれませんが、実際にはこれが一番大切です。急遽自転車を利用するようになった人の中には自分専用ではな自転車に乗っている人もいると思います。電動アシストが用意できた人ばかりではないと思います。なるべく、サドルの高さをしっかり合わせて、タイヤに空気圧を適切に。これができてないと整体師の仕事があっという間に無駄になります。

 

第二に無理をしないこと。上りは早めに諦めて降りて歩く。ハイペースで漕ぎ続けなくてもいいように早めに出発する。雨の日の傘差し運転は道交法違反でもある危ない行為なので止めましょう。

「腰」のどこがどんな風に痛いかによって対処も異なりますが、基本は痛いところを指で押したり掌で温めるように押さえたり撫でたりすると少し楽になるはずです。お風呂で温めたり、温かい缶やペットボトルを当ててもいいと思います。

また、腰痛の背景には腹筋の弱さと股関節の位置が不適切なことが考えられます。

腹筋の弱さは背筋やお尻や太ももの筋肉等、ご自分の他の部位の筋肉の力に比べて弱いという意味なので、腹筋が何回できるから大丈夫とは必ずしも言えません。筋力そのものよりコンディションが問題になることが多いので、筋トレよりも腹筋のストレッチをやってみた方が良い場合があります。

 

股関節の位置が不適切というのは、骨盤と大腿骨の位置関係が標準的でないということです。他にもありますが主にO脚やX脚ということです。

 

O脚の方は上の写真にあるようなストレッチをしてみてください。仰向けに寝て足先を開いて、膝を内側に倒す体操です。片方を倒すときにもう片方も内側へ倒し気味にしてください。やりにくい方を多めに５〜６回。